公務員を辞めると公務員への再就職や民間企業への転職はできないという声を聞くことがありますが、本当なのでしょうか?
結論から言うと、公務員への再就職も可能ですし民間への転職も可能です。
ただし、事前に持っておきたい知識やいくつかのポイントを抑えておくことは必要不可欠です。
そこで、この記事では15年間市役所で働いた元公務員の私が、公務員への再就職できるのか、民間企業への転職はできるのかについて解説していきます。
本記事の内容
- 公務員は再就職できないのか?
- 公務員に再就職するための対策
- 民間企業に転職するための対策
公務員がヒューガンを使う理由
- 今の自分の市場価値がわかる
- 公務員の市場価値を理解している
- 公務員と同等以上の年収が狙える
- 公務員を求める企業がたくさんいる
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公務員は再就職できないのか?
公務員は再就職できないと言う声を聞くことがありますが、公務員を辞めた後でも民間企業に転職したり再度公務員になることはできます。
内閣では『中途退職した元職員向け連絡窓口(復職支援窓口)』を立ち上げて、公務員の出戻りをバックアップしているくらいウェルカムです。
ただ、公務員を辞める年齢や持っているスキルや資格によって難易度が変わってくることは言うまでもありません。
若いうちに辞めるほど転職の難易度は下がりますし、持っているスキルや資格が多いほど転職先が広がるので、公務員からの転職を考えている方は早めの行動を心掛けましょう。
公務員に再就職するための対策
公務員に再就職するための対策を紹介していきます。
筆記試験の対策
残念ながら元公務員だったとしても、再び公務員試験を受ける必要があります。
最初に公務員試験を突破した歳からさほど離れていない方はまだ良いですが、かなり年月が経っている人は一から勉強をしなおさないとかなり厳しいでしょう。
とは言え、一度突破経験のある公務員試験なので、気合を入れて勉強すれば合格する可能性は十分にあります。
勉強法や公務員試験の特徴が分かっている元公務員の方が、公務員の専門学校に通ってまで勉強をしなおす必要はないと思いますので、『資格の大原』から公務員試験の教材を購入して自分で勉強するのが良いでしょう。
面接試験の対策
公務員を辞めた人が再び公務員試験を受ける際は、『なぜ公務員を辞めたのに再び公務員を受けるのか』『民間企業が辛かったから公務員に戻ってきたのか』などの質問は必ず来ますので、答えられるようにしておく必要があります。
このような質問に対しては、マイナスな理由ではなく、『民間企業へ転職したものの、地域に貢献したい気持ちが強く公務員に戻りたいと思った』『以前働いていた自治体とは違い、〇〇(←自治体の魅力)に貢献したいと言う気持ちが強くある』など、プラス面に働くような回答をする必要があります。
元公務員に質問されそうな内容は答えられるように、徹底的に対策をしておきましょう。
同じ自治体を避けるのも策
以前働いていた自治体や官公庁での評価が高いようであれば、再び戻ることを歓迎してもらえる可能性が高いですが、人間関係がうまくいってなかったり、何かやらかしてしまった経験があるのであれば、筆記試験は通過できても面接対策が非常に困難になるので、別に自治体を受けることをオススメします。
民間企業に転職するための対策
公務員を辞めて民間企業に転職するための対策を紹介します。
辞める前に転職活動を開始する
公務員を辞めた後に転職活動を始めるのは非常にリスクがあります。
公務員から民間企業に転職するのは簡単ではないですし、収入のない状態での転職活動は精神的に焦ってしまい、転職活動に支障をきたしてしまう可能性が非常に高いので、在職中の転職活動は必須と言って良いでしょう。
自分に合う転職サイトを見つける
公務員を辞める前に転職活動を始めるのは必須とお伝えしましたが、転職サイトの登録も必須と言って良いでしょう。
そして、実際に企業探しをスタートし転職活動の流れやイメージをしっかりと掴むのが重要。
公務員が転職サイトを理由するなら『doda(デューダ)』がオススメです。ただ、複数の転職サイトに登録するのが基本なので、『ビズリーチ(BIZREACH)』や『マイナビエージェント』を同時に登録までしておくのがスタートラインです。
自分の市場価値を調べておく
公務員は特別なスキルを持ち合わせていない場合が多く、『転職活動がなかなか上手くいかない』なんてことも珍しくありません。
なので、公務員を辞める前にまずは自分の市場価値を調べておき、どのレベルの企業を目指すことができるのか理解しておくことが大事です。
まとめ:公務員は再就職できる
この記事では、公務員が再就職できないという声に対して、公務員への再就職や民間企業への転職ができることを紹介してきました。
ただ、公務員を辞める年齢や持っているスキルや資格によって難易度が変わってくることは事実です。
若いうちに辞めるほど転職の難易度は下がりますし、持っているスキルや資格が多いほど転職先が広がるので、公務員からの転職を考えている方は早めの行動を心掛けましょう。