実際に公務員として働くと想像以上にストレスが溜まりますよね。
私も市役所で15年間働いてきましたが、ストレスに耐えられなくなり『うつ病』を発症しました。
今では公務員を辞めたことで、あらゆるストレスから解放され、順調に体調が回復しています。
そこで、この記事では元公務員の私の体験談も踏まえ、公務員が耐えられないと感じる理由や公務員に耐えられなくなってきたらするべきことを紹介します。
私も公務員が耐えられず辞めた身ですが、本当に部署によっては辛い思いをします。
本記事の内容
- 公務員が耐えられないと感じる理由
- 公務員が耐えられないと感じたらするべきこと
- 公務員を辞めたいと感じたら
公務員がヒューガンを使う理由
- 今の自分の市場価値がわかる
- 公務員の市場価値を理解している
- 公務員と同等以上の年収が狙える
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公務員が耐えられないと感じる理由5選
多くの公務員が耐えられないと感じる理由を紹介します。
期待による激務部署への異動
公務員の世界は明確な仕事の成果や評価が数字では現れてきませんので、どれだけ大変な部署を経験してきたのかが分かる人事異動の経歴で、これからの期待感や出世スピードが変わって来ます。
なので、出世が見込まれる職員や若手のやる気ある職員は、激務の部署や責任の重い部署へガンガン異動させられてしまいます。
激務の部署や責任の重い部署は普通の窓口職場と違い非常にストレスがかかるので、出世意欲が高い職員以外は耐えられない場合があるでしょう。
想像以上の激務による過度な残業時間
私は今までに激務の部署を2ヶ所経験しましたが、残業時間は月100時間、年間1,000時間を遥かに超え終電帰りは当たり前、土日も出勤という部署で何年も仕事をしてきました。
残業が月100時間を超え始めると、毎日仕事三昧でプライベートの時間はほぼ取れませんし、土日も出勤で休みが中々取れないような状態に陥ります。
休みを取れない状態で毎日終電まで働くと、体力も精神もガンガンすり減っていき、いつか限界が来て耐えられなくなるでしょう。
数年単位の部署異動
公務員は数年単位で部署異動があり、今の部署とは全く無縁の仕事に就くことも珍しくありません。
数年単位の部署異動により1から仕事を覚え直すのはかなり大変なうえ、年下に頭を下げながら仕事を教えてもらうことも当たり前なので、この仕組みに耐えられない人も出てきます。
市民からのクレームや監視
公務員の仕事は個人情報などを除き原則オープンにすることができるため、市民からクレームを受けたり監視をされることになります。
公務員の仕事に目を光らせて、評価や監視をするような方は公務員叩きをしたい人が多く、些細なことでもクレームを言ってきますので、非常にストレスが溜まり人によっては耐えられないでしょう。
自分が真っ当に仕事をしていても理不尽なクレームを浴びせてきたり、過去の内容などでとばっちりを食らうことも珍しくないので、本当にストレスが溜まる仕事です。
議員や議会対応によるストレス
官公庁で働いていると部署によっては議員と関わることが非常に多いのですが、この議員対応が本当に大変で耐えられない人が出てきます。
議会の開催が近くなると、議員からの質問に答えられるように事前に大量の想定問答集を作成したり、議会中の議員からの資料要求は翌日までに準備する必要があったりと、徹夜で作成することも珍しくなく非常にストレスが溜まる仕事です。
公務員が耐えられないと感じたらするべきこと
公務員が耐えられないと感じたらするべきことを4つ紹介します。
ストレスの元凶を把握する
公務員は非常にストレスが溜まる仕事ではありますが、原因が人間関係やクレーム対応、議員対応や激務であったりとストレスの元凶は様々です。
このストレスから解放されるためには、自分自身にかかっているストレスの元凶を把握することが必須です。
ストレスの元凶への対策
ストレスの元凶を把握できたら、そのストレスへの対策を取りましょう。
ストレスの元凶が人間関係やクレーム対応などの部署を変えることで解決ができそうならば、管理職に部署異動を懇願したり、業務量の問題であれば上司に業務の割り振りをお願いしましょう。
まずは公務員という立場を維持したまま、ストレスを軽減する方法を探しましょう。
休職を検討する
既にメンタルがやられてしまっているようであれば、心療内科を受診し休職を検討しましょう。
かつての私がそうでしたが、動悸や目眩、頭痛や胃痛が頻繁に怒るようであれば、適応障害やうつ病になっている可能性があります。
転職や退職を検討する
ストレスの元凶が公務員という職業自体にあるのであれば、転職や退職を検討せざるを得ません。
公務員という絶対的な安定を手放すのは惜しいかもしれませんが、精神病になってからでは遅いですし、今より働きやすい職場は民間企業にも沢山あります。
既に転職活動をする気力すら奪われているようであれば、一度休職をして体調を整えるのが最優先となるでしょう。
公務員を辞めたいと感じたら
公務員が耐えられず辞めたいと感じたら以下のことを知っておきましょう。
辞める前に転職活動を始める
転職先が決まる前に公務員を辞めてしまい、無職の状態で転職活動をするのは精神的にかなり負担がかかるので、公務員を辞める前に転職活動を始めましょう。
そして、公務員が転職活動をするには転職サイトの利用は必須なのですが、転職サイトは探してみると非常にたくさんあり、それぞれ特徴や強みがありますので、公務員からの転職に強い転職サイトを利用することは非常に重要です。
自分に合う転職サイトを見つける
公務員を辞める前に転職活動を始めるのは必須とお伝えしましたが、転職サイトの登録も必須と言って良いでしょう。
そして、実際に企業探しをスタートし転職活動の流れやイメージをしっかりと掴むのが重要。
公務員が転職サイトを理由するなら『doda(デューダ)』がオススメです。ただ、複数の転職サイトに登録するのが基本なので、『ビズリーチ(BIZREACH)』や『マイナビエージェント』を同時に登録までしておくのがスタートラインです。
辞める前に自分の市場価値を確認する
公務員は特別なスキルを持ち合わせていない場合が多く、『転職活動がなかなか上手くいかない』なんてことも珍しくありません。
なので、公務員を辞める前にまずは自分の市場価値を調べておき、どのレベルの企業を目指すことができるのか理解しておくことが大事です。
まとめ:公務員が耐えられないと感じたらするべきこと
この記事では『公務員が耐えられないと感じたらするべきこと4選|ストレスからの解放』について書いてきました。
公務員として働くことに限界を感じているのであれば、一度転職を考えてみても良いのではないでしょうか。
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