公務員は安定した職業として多くの人に選ばれていますが、中にはわずか3ヶ月で辞める人もいます。
理由は様々ですが、ほとんどが前向きに辞めたというよりは限界が来て辞めたと言うのが現実。
この記事では、公務員として15年働いてきた元公務員の私が、公務員が3ヶ月で辞めてしまう理由とその背景について解説します。
公務員は楽な仕事という考えを持っている人ほど辞めてしまいますね。
本記事の内容
- 公務員を3ヶ月で辞める理由
- 公務員を3ヶ月で辞めたいと感じたら
公務員がヒューガンを使う理由
- 今の自分の市場価値がわかる
- 公務員の市場価値を理解している
- 公務員と同等以上の年収が狙える
- 公務員を求める企業がたくさんいる
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公務員を3ヶ月で辞める理由と背景
公務員として15年働いてきた私が、公務員を3か月で辞めてしまう理由や背景を紹介します。
- 公務員の雰囲気が合わなかった
- 仕事の複雑さに自信を喪失
- 配属された業務内容が合わない
- 想像を絶する激務
- 上司や先輩によるパワハラ
公務員の雰囲気が合わなかった
公務員の職場は笑顔溢れるようなキラキラとした職場環境とは程遠く、真面目な顔をした職員が淡々とマニュアル通りに仕事をこなしていく職場です。
また、公務員は実力主義や成果主義の世界ではなく、年功序列の意識が非常に強い世界なので、年配職員が職場を仕切っている率が高く、若手は年配職員に嫌われないように気を使って行動をする必要がある独特な雰囲気です。
しかも仕事面では前例踏襲を前提としたマニュアル通りに仕事をしていく必要があり、面白みは全然ありません。
むしろ、マニュアルから少しでも違った方向に進んでしまうと、大変なことになり取り返しがつかなくなることも。
内容によっては報道発表しなければなりません。
このように、人間関係はガチガチな年功序列の世界で、仕事はマニュアル仕事が多く失敗の許されない公務員の雰囲気が合わずに辞めてしまう人は一定数います。
仕事の複雑さに自信を喪失
公務員の仕事は傍から見るとマニュアルがあり簡単そうに見えますが、実際はあらゆる場合のシチュエーションを想定した非常に細かいマニュアルとなっており、かなり専門性の求められる複雑な仕事です。
この業務の複雑さや専門知識の要求に追いつけない状況に、自信を喪失し辞めてしまう方が一定数います。
配属された業務内容が合わない
公務員は様々な業務を担当するため、配属された業務内容が自身のスキルや興味と合わない場合、モチベーションの低下や不満が生じることがあります。
特に、予想外の業務負担や責任に対する不安に耐えきれずに辞めてしまう人が一定数います。
想像を絶する激務
公務員の業務は定時で終わることが多いと思われがちですが、選挙・財政・教育関係のような激務な部署は、月100時間の残業を超えるような状況もあります。
採用された直後に激務な状況が続くと、プライベートな時間は確保できないので、家庭や趣味との調和は崩れ仕事を続ける気持ちをへし折ります。
上司や先輩によるパワハラ
職場の上司や先輩によるパワハラにより、仕事を続けられなくなってしまう人がいます。
公務員は年功序列の世界なので、年配者が職場内で権力を持ちやすく、理不尽な扱いや嫌がらせをしてくる場合があり、新人がターゲットになってしまうとかなり厳しいでしょう。
公務員を3ヶ月で辞めたいと感じたら
二度と公務員をやりたくないと感じるほどに、公務員を辞めたくなったら以下のことを知っておきましょう。
辞める前に転職活動を始める
転職先が決まる前に公務員を辞めてしまい、無職の状態で転職活動をするのは精神的にかなり負担がかかるので、公務員を辞める前に転職活動を始めましょう。
そして、公務員が転職活動をするには転職サイトの利用は必須なのですが、転職サイトは探してみると非常にたくさんあり、それぞれ特徴や強みがありますので、公務員からの転職に強い転職サイトを利用することは非常に重要です。
自分に合う転職サイトを見つける
公務員を辞める前に転職活動を始めるのは必須とお伝えしましたが、転職サイトの登録も必須と言って良いでしょう。
そして、実際に企業探しをスタートし転職活動の流れやイメージをしっかりと掴むのが重要。
公務員が転職サイトを理由するなら『doda(デューダ)』がオススメです。ただ、複数の転職サイトに登録するのが基本なので、『ビズリーチ(BIZREACH)』や『マイナビエージェント』を同時に登録までしておくのがスタートラインです。
辞める前に自分の市場価値を確認する
公務員は特別なスキルを持ち合わせていない場合が多く、『転職活動がなかなか上手くいかない』なんてことも珍しくありません。
なので、公務員を辞める前にまずは自分の市場価値を調べておき、どのレベルの企業を目指すことができるのか理解しておくことが大事です。
まとめ:公務員を3ヶ月で辞める理由と背景
この記事では『公務員を3ヶ月で辞める理由と背景』について書いてきました。
- 公務員の雰囲気が合わなかった
- 仕事の複雑さに自信を喪失
- 配属された業務内容が合わない
- 想像を絶する激務
- 上司や先輩によるパワハラ
公務員として働くことは、多くの人にとって安定感のある選択肢ですが、全ての人に合った職種とは限りません。
短期間で辞める理由には個人の事情や状況が影響していますが、辞める前にはよく考え、必要ならば家族や友人からアドバイスを求めることも大切です。
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