私は15年間公務員として働いてきましたが、色々な想いがあり辞めました。
辞めた理由は数え切れないほどありますが、度重なる激務部署への異動によりストレスが爆発し、体調を崩してしまったことが1番大きな理由です。
毎月残業100時間以上、土日勤務、プロ市民の対応、議員対応など本当にストレスが⋯
公務員を辞めた今では、公務員というストレスから解放され、家族と幸せな人生を歩んでいます。
理由は色々あれど、私のように公務員を辞めたいと思っている方は非常に多く、公務員を辞めたらどんな幸せが待っているのか知りたいですよね。
そこで、この記事では15年間公務員として働いた元公務員の私が、公務員を辞めて正解だったと思えることや公務員を辞めても後悔しないコツを実体験や周りの話を参考にまとめました。
本記事の内容
- 公務員を辞めて正解だと思ったこと
- 公務員を辞めても後悔しないコツ
- 公務員を辞めた理由
公務員がヒューガンを使う理由
- 今の自分の市場価値がわかる
- 公務員の市場価値を理解している
- 公務員と同等以上の年収が狙える
- 公務員を求める企業がたくさんいる
- 他の転職サイトでは見つからない求人
- 無料で登録ができる
\ 公務員にピッタリのスカウト型転職サイト! /
公務員が最低限登録すべき転職サイト
- HUGAN(ヒューガン
)
→20、30代に特化した転職サイト!未経験から新しい職種に挑戦したい人や初めての転職の公務員の方におすすめです。
【PR】公式サイト:https://www.hugan.co.jp/ - doda(デューダ)
→転職サイトと転職エージェントの両方の機能を持ち業界最大級求人数を誇る!dodaはCMなどでよく目にする安心できるサービスで自分で求人を検索して応募することも、キャリアコンサルタントのサポートを受けながら転職活動を進めることもできます。
【PR】公式サイト:https://doda.jp/ - ビズリーチ(BIZREACH)
→年収600万円以上の求人を取り扱っているハイクラスな転職サイト!年収UPの成功率が高いので、今より高収入な仕事を目指したい公務員の方におすすめです。
【PR】公式サイト:https://www.bizreach.jp/
公務員を辞めて正解だと思った9選
公務員を辞めて正解だと思ったことを紹介します。
- 公務員のあらゆるストレスからの解放
- 年収がアップした
- やりがいのある仕事ができている
- 副業ができるようになった
- スキルが身につくようになった
- 資格を取る意義ができた
- 利益を出す喜びが知れた
- 私生活が窮屈じゃなくなった
- 議員にペコペコする必要がなくなった
公務員のあらゆるストレスからの解放
公務員は市民や団体からの理不尽なクレームが多かったり、最初からキレている人の窓口や電話対応などやりたくない仕事が多く、非常にストレスの溜まる仕事です。
また、公務員のイメージを覆すような激務や土日勤務、期限の短い照会回答、深夜に渡る議員対応など、書ききれないほどのストレスがあります。
おまけに、税金から給料が出ているため市民からの風当たりが非常に強く、どれだけ真面目に仕事をしていても、あらゆるところから非難を浴びる始末。
これらの公務員ならではの特殊なストレスから解放されるのは本当に最高です。
年収がアップした
公務員の年収は中小企業の平均に合わせて決められているので、世間と比べると決して低くなることはありませんが、民間企業のようにガツンと高くなることもありませんので、転職する企業によっては年収を大きくアップさせることができます。
民間企業や自営業は公務員に比べるとリスクはありますが、利益が大きく出ることで平均以上の年収を掴むことができる非常に夢のある世界です。
特にIT関連の企業に転職した人は年収が上がる傾向にあるので、年収を気にする方は転職先をしっかりと考えたいところ!
やりがいのある仕事ができている
公務員を辞めたことで、公務員時代には感じることができなかった「仕事のやりがい」を手に入れることができました。
公務員の仕事は基本的に公共事業なので、今まで通り問題なく仕事を進めることを大前提として、市民や議員の要望を叶えて行く必要があります。
公務員の仕事をやりがいがあると言っている同僚は、全然いませんでしたね。
それに比べて民間企業や自営業の場合は、利益を追求し色々な事を試行錯誤しながら進めていくので、非常にやりがいのある仕事が多いです。
公務員と違ってリスクはあるものの、公務員時代には感じられなかった仕事への向上心は、仕事をするうえで大切なんだなと思いました。
公務員を辞めて転職するならば、やりがいを持ってできる仕事を選びたいところですね!
副業ができるようになった
農業や株などの一部を除いて副業が禁止されている公務員とは違って、副業OKな民間企業に転職することで、副業ができるようになりました。
私や元同僚はブログやSNSでできるような副業をやって副収入を得ています。
スキマ時間にできるブログは金銭的にも体力的にも負担が大きくないので、かなりオススメですよ!
世の中は副業解禁の流れに進んでいるので、民間企業へ転職することで、副業収入を得ることができるようになる可能性が大きいです。
これは公務員の収入以外に、好きな事で収入を得たいと思っている方には非常に魅力的なはず。
世の中の流れを見ている限りでは、公務員の副業が解禁される雰囲気は微塵も無いですよね。
関連記事 公務員の副業おすすめ7選!転職や起業を見据えた副業も紹介
スキルが身につくようになった
公務員を辞めたことでマネジメント能力やマーケティングのスキルなど、公務員では身につかなかった色々なスキルが身につくようになりました。
これらの能力を身につけておけば、転職や起業などさらなるステップアップをすることも可能にしてくれます。
自分の力でお金が稼げるようになるのは本当に楽しいですよ!
資格を取る意義ができた
公務員の仕事は基本的に資格を必要とする仕事は無いので、資格を取る場合は全て自己啓発として自己満で終わってしまっていましたが、今は自分のスキルアップのためになると思うと非常に有意義だと感じられます。
資格を取ることでより稼げるようになるかもしれないと思うと、めちゃくちゃやる気出ますよ!
利益を出す喜びが知れた
公務員の公共的な仕事とは違い民間企業や自営業は商売として利益を出すのが目的になるので、公務員時代では感じられない仕事で利益をだす喜びを知ることができました。
頑張れば頑張るほど稼げるかもと思うと、想像以上に仕事を頑張れるようになりますよ!
私生活が窮屈じゃなくなった
公務員は私生活までも市民の模範となるような公務員でいなさいと散々言われますので、私生活までも窮屈になってしまいますが、公務員を辞めたことで解放されました。
私は自分の住んでいる市の公務員で働いていたので、プライベートでも地域の方や業者、クレーマーなどを目にすることがあり、非常に窮屈でした。
めんどくさい地域の方やクレーマーを、プライベートでも目にするのは本当にストレス。
議員にペコペコする必要がなくなった
公務員の中では選挙で選ばれた議員の力は絶大で、議員の機嫌を損ねると仕事への影響が凄まじいので常に機嫌取りを行う必要がありますが、公務員を辞めたことで議員と関わる必要がなくなり最高です。
公務員として働いてる時はあんなに議員の行動が気になったのに、辞めたら全くと言っていいほど無縁になりました。
公務員を辞めても後悔しないコツ
私や元同僚の体験談を踏まえて、公務員を辞めても後悔しないコツを紹介します。
公務員を辞めたい理由を把握しなおす
公務員を辞めたいと思う理由と同じことを思ってしまう転職先を選ぶと非常に後悔しますので、公務員を辞めたいと思う理由をしっかりと克服してくれる仕事に転職できれば、後悔する可能性が非常に低くなります。
公務員を辞めたいと思っている自分の気持ちとしっかり向き合い転職活動をしましょう。
自分に合う転職サイトを見つける
公務員を辞めた後に別の職業に就くつもりなら、公務員を退職する前に転職活動を始めることは必須です。
そして、転職活動をする中で利用することになるのが転職サイトなのですが、転職サイトは探してみると非常にたくさんあり、それぞれ特徴や強みがありますので、自分に合う転職サイトを見つけておくのは非常に重要です。
公務員が転職サイトを理由するなら『doda(デューダ)』がオススメです。ただ、複数の転職サイトに登録するのが基本なので、『ビズリーチ(BIZREACH)』や『マイナビエージェント』を同時に登録までしておくのがスタートラインです。
自分の市場価値を調べておく
公務員は特別なスキルを持ち合わせていない場合が多く、『転職活動がなかなか上手くいかない』なんてことも珍しくありません。
なので、公務員を辞める前にまずは自分の市場価値を調べておき、どのレベルの企業を目指すことができるのか理解しておくことが大事です。
公務員を辞めた理由
冒頭でも少し触れましたが、私が15年も働いた公務員を辞めた理由を紹介していきます。
- 複数の激務部署に耐えられなかったから
- 市民や団体対応に嫌気が差した
- 議員対応に嫌気が差した
- ストレスにより体調不良をおこした
- 新しい人生を始めたくなった
複数の激務部署に耐えられなかったから
15年間働くうちに4ヵ所の部署を経験しましたが、3ヶ所目と4ヶ所目の部署が非常に激務で、月の残業が100時間を超えることや土日出勤が非常に多かったです。
これくらい激務になると、自宅にいられる時間は5~7時間くらいしかないので、睡眠時間を確保するだけで精一杯でプライベートの時間なんてほとんどありません。
家庭を持つ私には、ここまでプライベートの時間が確保できないのは非常につらく、公務員として働き続ける気力を大きく失いました。
家にいる時間はお風呂と睡眠を取るだけで精一杯だなんて、生きてる意味とは?となりました。
市民や団体対応に嫌気が差した
公務員の仕事は市民対応と各種色々な団体の対応をすることが基本ですが、これが中々大変なのです。
普通に接してくれる市民の方々ならば全然問題ないのですが、クレーマーやプロ市民と言われるような詳しい知識を持った根深いクレーマーの対応は非常にストレスが溜まり、日に日に精神面を蝕んで行きました。
また、団体によっても、公務員に攻撃的な団体だと対応にかなり苦慮します。
自分が知らないような過去のことを引っ張り出してきたり、無駄に知識のあるクレーマーの対応は本当にきつい。
議員対応に嫌気が差した
公務員として働いていると部署によっては議員と関わることが非常に多いのですが、この議員対応が本当に大変なのです。
議会の開催が近くなると、議員からの質問に答えられるように想定問答集を作成するんですが、量が大量にも関わらず議員に納得のいくようなガチガチの内容で作成しないといけないのが本当に大変できつい。
また、議会中の議員からの資料要求は翌日までに準備する必要があったりと、徹夜で作成することもありました。
議員に関わる部署で働いていると、本当に辞めたくなります。
ストレスにより体調不良をおこした
紹介してきたとおり、想像を絶するような激務や身体的・精神的なストレスにより体調を崩しまい、『うつ病』の診断が出て休職をしてしまいました。
その後、体調が回復し復職を果たすものの、再び体調を崩してしまい休職になるという負のスパイラルに突入して、思い描く未来が真っ暗になりました。
休職経験者にしか分からないと思いますが、休んでる間も復職や病状再発の不安から全然休まらないのです⋯
新しい人生を始めたくなった
ネガティブな理由として激務による身体的・精神的なストレスや体調不良による休職をお伝えしてきましたが、ポジティブな理由ももちろんあり、公務員を辞めることで年収アップのチャンスややりがいのある仕事ができる可能性があったりと、新しい人生を始めたいという期待感。
公務員で働いている限り手に入らないスキルや経験を積んで、自分自身のキャリアアップを叶えたいという強い気持ちが、今の幸せを掴めた理由だと思っています。
まとめ:公務員を辞めて正解だと思ったこと9選
この記事では『公務員を辞めて正解だったこと9選|準備や行動力で結果が変わる!』について書いてきました。
- 公務員のあらゆるストレスからの解放
- 年収がアップした
- やりがいのある仕事ができている
- 副業ができるようになった
- スキルが身につくようになった
- 資格を取る意義ができた
- 利益を出す喜びが知れた
- 私生活が窮屈じゃなくなった
- 議員にペコペコする必要がなくなった
紹介してきたとおり、公務員を辞めて正解だと思ったことはたくさんあり、公務員で苦しんでいる人はかなりの人がうらやましく思えるのではないでしょうか。
公務員は世間から見れば魅力的な仕事ではありますが、実際に働いてみると想像以上に大変な職業でもあります。
公務員が辛くて辞めようか悩んでいる方は、辞めても後悔しないコツをしっかりと理解したうえで行動しましょう。
関連記事 公務員は転職しない方がいい?民間に行くメリットやデメリット